ディスペンサーは身近なところにも存在する機械

ロードセルの仕組みと働き

作業員の男性

力を検出するセンサー

ロードセルは力や重さを測定する計器の一種です。バネの伸び縮みを利用して重さを量る従来のハカリに対して、ロードセルは光・磁界・静電容量・インタクダンスなどの変化を感知して電気信号に変え、その強さで力を計測します。現在最も広く使われているのは、アルミ合金の起歪体と歪みゲージを用いるタイプのロードセルで、各種の試験計や流量計などにも応用されています。 ロードセルはごく微弱な電圧の変化を計測するシステムなので、きわめて高精度のセンサーが必要になります。また屋外や工場内など、騒音や振動の多い場所で使用されることが多いため、雑多なノイズを排除しないと正確な計測ができません。こうした精度を高める取り組みが現在も行なわれています。

ロードセルの応用

ロードセルは計測機器メーカーが中心となって開発・製作に当たっています。製品の7割以上は、粉体計量装置などのハカリとして使用されると言われています。しかし応用範囲は非常に広く、さまざまな工業製品の研究開発にも不可欠な装置となっています。たとえば人間型ロボットを制御するためには、各部にかかる力を精密に計測することが必要です。あるいは自動車の耐久性や乗り心地を改善するためには、サスペンションにかかる力を割り出さなければなりません。航空機やロケット、建築物の風洞実験にも、ロードセルの検出機能が応用されています。このほか日用品から医学の分野まで、目的に応じて専門メーカーに依頼すれば、たいていのモノが測定可能といえるほどです。